■RICO PROFILE


元SKATALITES、元SPECIALSのリコ・ロドリゲスといえば、知らない人はいないのではないだろうか?

スカを創ったのは、彼と数人の仲間達、もちろんスカタライツである。
1934年ジャマイカ生まれ。ジャマイカ時代の数年間で、すでに700曲をレコーディングしている。1961年12月に独立直前のジャマイカから夢を追い求め渡英。

60年代は、プリンスバスターやローレルエイトキン等と共に、スカを演奏していた。

70年代に入ると、カウントオーシーのバンドで、ラスタの音楽であるチャントとクラシックやジャズの融合を試みている。
チャントは、彼らジャマイカ人のゴスペルのようなもので、独特のリズムを放つ複数の太鼓が特徴である。

77年に彼の最高傑作である「MAN FROM WAREIKA」をリリース。
アメリカ版は、ジャズの名門BLUE NOTEからリリースされ、各方面から高い評価を得ている。
また、ボブ・マーレイのヨーロッパツアーにも参加している。

80年代前半、イギリスは、パンクやニューウェーブの全盛期を迎え、リコは、THE SPECIALSに参加し、トロンボーンを吹いている。GUNS OF NAVARONは、圧巻である。

スペシャルズ解散後、彼は1人で世界中を飛び回ることになる。

2002年フジロック・フェスティバルでTHE SKATALITESと共演、フィールド オブ ヘブンの1万人を超えるオーディエンスを熱狂させ、2006年再来日の際には、ラフ&タフなステージで全国各地のファンをさらに魅了している。
日本では、スカフレームスをはじめ、藤原ヒロシ、UAなどが、好きなアーチストとして挙げている。

なによりも音楽が好きで、トロンボーンを愛していてそれがリコの人生そのものである。


SKATALITESやSPECIALSの往年の名曲から"Africa""Man from Wareika"まで、時代を創造し続ける者の、眩しいまでの存在感。 ジャマイカンミュージックの過去、現在、未来を繋げるリコのトロンボーン。

今回の盛岡公演でも、誰もが心奪われるであろう。

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